バリヨガVINAYAKAヨガスクール

【言葉のシャワー✨】

産まれたときから肌の色が小麦色の娘ちゃん。

先日もお買い物に行ったときに
『真っ黒に日焼けしてるねぇ～』
と見知らぬおじちゃんから話しかけられたり。　

『あかりちゃんのお肌は
アラジンのジャスミン姫みたいなゴールド色できれいだね』

と声かけをいつもしているので
自分の肌がきれいであることを疑っていない娘ちゃん。　　

私も小さな頃から日焼けするたびに
赤くなることはなく、
確実に肌が濃く、色が黒くなり、

そのたびに父から

「お前は色が黒いから損をしている、残念だ」
「色が白い方がきれいだ」

と言われ続けてきたのでずっと
肌の色にコンプレックスがありました。　

でも20歳のころ地球一周の船旅で
イースター島に立ち寄ったときに
私と同じ背丈で同じくらいの肌の色の
フラダンサーの女の子がすっごくセクシーで、

私はなぜかその子の存在に
勝手に共鳴して、
自分が自分であることの自信を取り戻したのでした。

イースター島に訪れたあとの
タヒチでもこんがり日焼けしている
女性たちのうつくしさ、セクシーさを
目の当たりにして、

「太陽を避けるように生きるのではなく
太陽に顔を見上げながら生きることって
なんて美しいんだろう！」

と、そこから私の人生観は大きく変わりました。　

私は幸いにも、
異国で素晴らしい人や風景、ものに
感銘を受けたことで
小さな頃からの親からの
呪縛のような囚われから解放されたのですが

意識して、掘り下げていかないと
以外に今でも自分の視点ではなく
両親からの視点で物事をみていることって
実は大きく、　

人生の問題の根本は実は
小さな頃に起点していることもあるはずです。　

だからといって両親が悪いわけではなく
一生懸命愛を、エネルギーを注いでくれた
両親には感謝しかありません。　

でも大人になるということは
その誰かの視点から離れて
自分という人間の中との対話を深めること　
なのではないかな、と
子育てをしながら思い返しています。

できるだけ存在そのものを
肯定する言葉の声かけはきっと
子供たちの中の光をより輝かせると信じています。

そして叱るときの言葉以上に
誉め言葉こそ意識的にできればと思う
今日この頃です。

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